2016年10月2日(日)静岡・東海支部会が名古屋市の「名鉄グランドホテル12F 四季」にて開催されました。
当初は大学事務局長芦澤康宏様をご来賓としてお迎えする予定でしたが、大学の入学関係の業務と重なり、直前のご欠席となりました。参加予定だった九州支部会二田様も当欠となりましたので、会員4名(深井様、中村様、江ア様、望月様)、本部より(木原、片桐(真)、福澤、関口)の合計8名にて開催されました。最初に江崎東海支部長のご挨拶がありました。今回の支部会のご案内を124通送付したそうです。
うち返信が42通で、近況報告をいただいたのは13通でした、返信をいただいた方の欠席理由は、ご高齢で外出が困難であるというのが多く、いつも出席されている方は、イベントと重なり残念ながらご欠席となったそうです。静岡・東海支部会の今後をとても心配していらっしゃいました。
岡田会長も当初は出席を予定しておりましたが、急遽欠席となったため、木原副会長が会長挨拶を代読し、続けて光風会活動報告をおこないました。
会食が始まり、今回会員でただ一人ご参加の望月貴美子様にお話を伺いました。
望月様は今回の開催を、旧住所(岡崎市)に届けられた案内を息子さんが、現住所(名古屋市)に届けてくれて知ったそうです。
経専15回卒業で御年90歳、嘉悦孝子先生の授業を直接お受けになったそうです。
望月さんの幼いころは、家計が厳しかったが成績優秀だったので、奨学金にて日本女子商業専門学校(現在の嘉悦大学)に入学したそうです。当時は戦争中で夜になると消灯になってしまうので、時間が惜しくてろうそくの灯りで勉強をしたとの事。
当時も卒業時に「怒るな働け」の書をいただいたそうですが、なんと嘉悦孝子先生の直筆だそうです。
嘉悦孝先生は、小柄で優しい印象でしたが、教室にはいるとオーラを感じたそうです。
昨年、大学の清水先生と、古閑先生が中心となり光風会も協力して、「嘉悦孝子語録」を発行しましたが、
当時の先生のお言葉も、学生生活も今もはっきりと覚えていているとの事。
卒業してからは、小学校の教員となり校長まで務めたそうです。
ぜひ望月さんの嘉悦孝子先生のお話や当時の学生生活を今の学生に聞いてほしいと思いました。
楽しい時間はあっという間にすぎて、また3年後の開催を約束し、支部会はお開きとなりました。
終了後は、せっかく名古屋に来たのだからという事で、「徳川美術館」をハイスピートで見学し、夕方の新幹線で帰京しました。日帰りのハードな一日でありましたが、静岡・東海支部会の役員の皆さんのお陰で望月さんにお会いすることができて、とても忘れられない一日になりました。
